[:ja]シミは?黒ずみは?20年物の曲げわっぱをお見せします。[:]
[:ja]
白木の曲げわっぱを購入するとき、
「汚さないように使うにはどうしたらいいのか、
黒ずみはしないか・・」と
不安な気持ちがあると思います。
そんな方に向けて、
私が小学生のときから使っている曲げわっぱを
お見せしたいと思います。
これは小学生のときに飛騨で購入してしばらく使い、
そのあと10年間くらいしまい込んでいたものです。
私の就職を期にまた使用を再開、
それから10年間は週に3回使う頻度で現在に至ります。
もちろん今でも現役です。
そうやって20年経った曲げわっぱの状態やいかに?
文字通り隅から隅までお見せします。
蓋
こちらは蓋の表。
表面は少しパサついている感じがありますが、
何百回と洗えばこうなるだろうな、という範囲です。
端にすきまとひび割れができてますが
使うのには問題ない範囲です。
こちらは裏側。
シミと黒ずみが少し付いています。
でも意外と綺麗な感じ。
本体の内側
白木の曲げわっぱで多くの人が心配しているのが、
内側の黒ずみ。
内側はこんな感じです。
結構しっかりと黒くなってますねー。
写真の奥側にいつもご飯を詰めています。
でも変な匂いもしないし、
特に木が弱くなっているという訳でもありません。
使用には全く問題ありませんので、
必要以上に怖がらなくていいと思います。
むしろしっかり使い込んであげた証拠ですよ!
一方、おかずを入れている手前側は、
シミが付いて木目がはっきり見えます。
これ肉眼で見るととっても良い色なんですよ。
本体の裏
少し黒ずみもありますが
全体的に綺麗です。
5年くらい前にサンドペーパーで少し削ったことがありますが
それも特にしなくても良かったかなと思います。
お弁当箱の裏をじっくり見るということも
なかなか無いのですが 、
改めて観察しても
まさか20年ものの曲げわっぱだとは思えませんね。
木ってすごい。
側面
曲げわっぱを留めているのは桜の皮だと思いますが、
まだしっかり留まっています。
中に入れたおかずの油が染み込んだのか
ところどころ艶が出ています。
20年それなりに使い込んでこの状態ですよ。
使わずに仕舞っておいたらどうなってるんだろうと
ちょっと興味がわきますね。
黒ずみやシミはもちろん付かないものの、
乾燥してひび割れたりするのかな。
もしかしたら虫が食っちゃうかもしれないですね。
使い込んだ美しさを目指して
以上の変化を汚れと見るか、
使い込んだ飴色と見るかは人それぞれです。
私は、この黒ずみやシミで変化した状態こそ
白木の曲げわっぱの魅力だと思っています。
だってお弁当箱として毎日使うための道具なんですよ。
汚れるのが怖いからめったに使わないなんて
もったいないと思います。
怖がらずにどんどん使っていきましょう。
そうやってぴかぴかの白木を卒業し、
いろんなおかずの記憶が詰まった木肌に育つ過程って
とても素敵に感じませんか。
あなたの曲げわっぱも
末永く大事に使ってあげてください。
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うわぁ~!!使い込んでいますね~!!
20年って、すごい!!わたしの人生の約半分です(笑)
曲げわっぱの良さ、それも白木で、確かな職人さんが手作りしているものの
良さの1つとして「修繕できる」ということがあると思います。
どうしても不具合が出てきたときには、部分部分で手を入れながら使うのも
愛着が増してよいかもと、先日曲げわっぱのお店を訪ねてみて思いました。
そう思えば、怖がらずにどんどん使えますもんね!
職人さんと一緒にわっぱを育てていくような気持ちにもなれますね^^
わたしはまだわっぱ歴半年なので、これからどうなっていくのかとっても楽しみです♪
7056さん、ありがとうございます!
しっかり黒ずみがついた曲げわっぱをお見せするのは勇気がいったのですが
これこそ使い込んだ証拠!と思い直してアップさせて頂きました。
修繕しながら長く使う。まさにその通りです。
どんどん自分の色が付いていく様子を楽しみながら、
たまにケアしてあげたり休ませてあげたり。
そうやってお互いマイペースで使っていくのが、本当に豊かな使い方だと思います。
7056さんの曲げわっぱも、楽しみながらながく使ってあげてくださいね^^