ヤッホー!暮らしの往復書簡vol.33水のかたち

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これは、私が住む神山町の隣、佐那河内村に住むフードデザイナー・小林幸(こばやしゆき)さんとの公開往復書簡です。

日々の暮らしの中で思ったこと、気づいたことをお互いのブログでお手紙のように伝えていきます。

小林幸さんのサイト

https://yfd-studio.net/

小林さま

四国もついに梅雨明けしましたね。

その日、いかにも夏らしい雲が出ていたので

あわててカメラの用意をして写真を撮りました。

あっちの方向は四国の中央部で剣山系なのですが、たまにああいう大きな雲が出るのです。

「積乱雲は海から出る」という思い込みがあるのですが。

でもあれほどの雲が出るということは、山からいかに大量の水蒸気が出ているかということですよね。

身の回りを注意深く見るといろんな形の「水」があって、

その形と恩恵を観察するのがちょっとした習慣です。

岩を縫うように流れる水
麦茶を冷やす
田植えしたばかりの鏡のような田んぼが好きです

喉が渇いたとき、掃除、洗濯、植物を育てること・・

水が自由に使えなくなったらどんなに不便なんだろう!

と、考えてしまうこともあります。

曲げわっぱ工房の蛇口が壊れたので直してるところ
たぶん50年くらい前の蛇口。

そういえば曲げわっぱ工房の上には雨乞いの滝があって、そこには竜の神様が住んでると勝手に思い込んでるんですけど、

日本人にとっては「身の回りに常にあって恵でもあり災いにもなる」という意味でとても関連深い神様なんでしょうね。

雲がやがて雨になる

ではでは。

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