ヤッホー!暮らしの往復書簡vol.33水のかたち
これは、私が住む神山町の隣、佐那河内村に住むフードデザイナー・小林幸(こばやしゆき)さんとの公開往復書簡です。
日々の暮らしの中で思ったこと、気づいたことをお互いのブログでお手紙のように伝えていきます。
小林幸さんのサイト
小林さま
四国もついに梅雨明けしましたね。
その日、いかにも夏らしい雲が出ていたので
あわててカメラの用意をして写真を撮りました。
あっちの方向は四国の中央部で剣山系なのですが、たまにああいう大きな雲が出るのです。
「積乱雲は海から出る」という思い込みがあるのですが。
でもあれほどの雲が出るということは、山からいかに大量の水蒸気が出ているかということですよね。
身の回りを注意深く見るといろんな形の「水」があって、
その形と恩恵を観察するのがちょっとした習慣です。
喉が渇いたとき、掃除、洗濯、植物を育てること・・
水が自由に使えなくなったらどんなに不便なんだろう!
と、考えてしまうこともあります。
そういえば曲げわっぱ工房の上には雨乞いの滝があって、そこには竜の神様が住んでると勝手に思い込んでるんですけど、
日本人にとっては「身の回りに常にあって恵でもあり災いにもなる」という意味でとても関連深い神様なんでしょうね。
ではでは。