[:ja]地元の杉を使った手作り曲げわっぱ、ようやく形になりました。[:]
[:ja]
ゴールじゃなくて中間地点だった
作っている最中は「完成=ゴール」だと思っていて、
「やったー!ついにできました!応援してくださったみなさん、どうもありがとう!」
ハッピーエンディングでめでたしめでたし・・と思っていたらそうではありませんでした。
完成品を手に持ってじわりと感動はあるものの、
「ここはもっとこうしよう、ああしよう」と
改良したいところばかりが目に付いて全く達成感がありません・・(汗)
製法で工夫できるところはどんどん直しつつ、
できあがったお弁当箱は自分でがんがん使ってみて、使い心地を試してみないと。
なので、中間地点どころか、やっとスタートに立てたのかな、と思っています。
愛着をもって使ってもらうためには、どういう風に販売したらいいんだろう・・
最近はぐるぐるとそればかり悩んでいます。
とりあえず完成したんだから、ただそれを売っていけばいいのでは?って思われるかもしれないのですが
ずっとブログやメルマガを読んでいただいているみなさんには伝わっているかもしれませんが
私は「ものづくりが大好き!」「とりあえず手を動かしていれば幸せ」というモチベーションで木工をしているわけではありません。
曲げわっぱを作ることや、ふだんやっている写真撮影などすべてのお仕事は、形は違えど
「これが世の中にあったら、もっとみんなが幸せになるのに!」
という想いの結晶なんです。
それがたまたま写真だったり、コラムを書くことだったり、曲げわっぱを作ることだったりするだけです。
だから「たくさん売って終わり」じゃなくて、
これがあることで普段の生活がちょっと楽しくなる。それが目指すゴールです。
少しずつモニターさんを募集します
まずはいろんな人に使っていただいて感想を聞きたいな、と思ってます。
このブログやメルマガ、LINE@で募集していきますので、
ご興味のある方はチェックしていただけると嬉しいです。
次の記事はこちら!
→手作り曲げわっぱは上手くいったり失敗したり。とりあえずいちごサンドをのせてみた。[:en]SNSで弱音を書いたらステキなことが起こって泣きそうになった話し。
曲げわっぱ作りの作業で、
どうしても上手くいかないところがあって試行錯誤してます。
職人さんを見学したときは簡単にできるように見えたのに!
頭の中ではできてるのに!
何回やっても失敗する!どうして??
なんでだろう。わたし才能ないのかな。才能が無いのは仕方ないとしても、努力でもどうにもならないのかな。完成する日は来るのかな・・いつまでも中途半端なものしか作れないのではないか・・という思いがどうしようもなく高まってしまい、
このブログとかSNSで
「思うようにいかなくてツラい」と書いてしまいました。
聞いたことがある人も多いと思いますが、
ネットでの発信は
「ネガティブなことは書かない」「上手くいってるように見せる」がセオリーとされてます。まあ普通そうですよね。元気な人、輝いてる人にますます人は集まるものですから。
私は今までそれを第一に心がけてきたし、発信の仕方をお教えするときでも「ネガティブなことは書かないように」とお話ししてきました。
セオリーはそうなんですけど。それは分かってはいるのですけど。
でも、無理なときは無理だし〜〜!
ツラいときはツラいし〜〜!
と、なぜか開き直ってしまい、前述のように弱音を書いたんですよ。
そしたらびっくりすることが起こりました。
詳細は省きますが、
もんのすごい素晴らしい作品を作られる木工職人さんから突然連絡をいただき、行き詰まっているところを「こうしてみたら?」と丁寧にアドバイスしてくださったんです。
「全然うまくいかなくて・・」と電話でお話したら
「大丈夫だよ〜。木工なんてそれの繰り返しだよ!絶対できるよ!」と
明るく優しく励ましていただいて、なんかもう電話口で泣きそうになりました。なに?神様?神様の気まぐれ?
吹雪の中をとぼとぼ歩いていたら、春の日差しがサーっと差し込んできたような気分になりました。
そんなわけで私は今日も板を曲げてます。
がんばります。
年がら年中「できない」「無理」「困ってる」ばかりだと
見る人が嫌になってしまいますよね。
そういえば昔、
センスのいいネットショップの、店主さんのブログを読むのが好きだったのですが
いつしか
「子育てとの両立がつらい」「自分の時間がとれない」「このままでいいのかな・・」という、辛い辛い辛い・・記事ばかりになってきたのでそのうち読むのを止めてしまったことがありました。
[:]