[:ja]自分で作った曲げわっぱに初めてお弁当を詰めてみました。[:]

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[:ja]

ああ〜〜、ついにこの日がやってきました。

自分で作った曲げわっぱにお弁当を詰める日。感無量です。

記念すべき第1回目。
絵になるきちっとした和食を詰めようかとも思ったのですが、
せっかくなら色移りしそうなハードなおかずを最初から入れるのがリアルだと思いませんか?

なので初回から容赦なくおかずを詰めてみます。

今回の献立は、

キーマカレー
バターで焼いた卵焼き
キャロットラペ マスタード風味
きゅうりの塩もみ

以上です!

いきなり詰めます

ご飯と卵焼きを詰めます。

油分をしっかり木に触れさせたかったので、
ご飯の下にバターで焼いた卵焼きをたっぷり置いてみました。

ちなみに詰める時は水で濡らしたりせず、乾いた状態にいきなり詰めてます。
う〜ん、初回からスパルタ。

次にキャロットラペをたっぷり詰めます。
いつもはおかずカップを使うけど、今日はテストなので直接がっつり。

キャロットラペは人参を塩でもんだあとにぎゅっと絞り、ケイパー、レモン汁、オリーブオイル、粒マスタードと和えてます。
結構しっとりしてるけど、大丈夫かな・・

空いたスペースにきゅうりの塩もみを詰めます。
これも結構水気ある。

そして最後に、ご飯の上にキーマカレーをたっぷり乗せます!
カレー粉をたくさん入れて作った特製キーマカレーです(昨日の残りだけど)。

いつもならラップやワックスペーパーできっちりガードするところですが、今日は直接詰めちゃう。
10年以上曲げわっぱを使ってますが、さすがにドキドキします。

せめてもの彩で人参の葉っぱを添えてみます。

風味づけに粗挽き胡椒をパラパラと。

はい、これで完成!
油分、色移り、水分、いろんなものを直接詰めたハードなお弁当です。
テストなんだからこれくらいやらないとね!

最後の仕上げはフタ!

フタもしっかりテストしたいので、おかずがちゃんと触れるようにしっかり上から押さえます。

あとはハンカチで包んで、お昼ご飯の時間まで待ちます。

ワクワクドキドキ。

次の記事はこちら!
【洗い物編】自分で作った曲げわっぱに初めてお弁当を詰めてみました。[:en]SNSで弱音を書いたらステキなことが起こって泣きそうになった話し。

曲げわっぱ作りの作業で、
どうしても上手くいかないところがあって試行錯誤してます。

職人さんを見学したときは簡単にできるように見えたのに!

頭の中ではできてるのに!

何回やっても失敗する!どうして??

なんでだろう。わたし才能ないのかな。才能が無いのは仕方ないとしても、努力でもどうにもならないのかな。完成する日は来るのかな・・いつまでも中途半端なものしか作れないのではないか・・という思いがどうしようもなく高まってしまい、

このブログとかSNSで
「思うようにいかなくてツラい」と書いてしまいました。

聞いたことがある人も多いと思いますが、
ネットでの発信は
「ネガティブなことは書かない」「上手くいってるように見せる」がセオリーとされてます。まあ普通そうですよね。元気な人、輝いてる人にますます人は集まるものですから。

私は今までそれを第一に心がけてきたし、発信の仕方をお教えするときでも「ネガティブなことは書かないように」とお話ししてきました。

セオリーはそうなんですけど。それは分かってはいるのですけど。

でも、無理なときは無理だし〜〜!

ツラいときはツラいし〜〜!

と、なぜか開き直ってしまい、前述のように弱音を書いたんですよ。

そしたらびっくりすることが起こりました。

詳細は省きますが、
もんのすごい素晴らしい作品を作られる木工職人さんから突然連絡をいただき、行き詰まっているところを「こうしてみたら?」と丁寧にアドバイスしてくださったんです。

「全然うまくいかなくて・・」と電話でお話したら

「大丈夫だよ〜。木工なんてそれの繰り返しだよ!絶対できるよ!」と

明るく優しく励ましていただいて、なんかもう電話口で泣きそうになりました。なに?神様?神様の気まぐれ?

吹雪の中をとぼとぼ歩いていたら、春の日差しがサーっと差し込んできたような気分になりました。

そんなわけで私は今日も板を曲げてます。

がんばります。

年がら年中「できない」「無理」「困ってる」ばかりだと
見る人が嫌になってしまいますよね。

そういえば昔、
センスのいいネットショップの、店主さんのブログを読むのが好きだったのですが
いつしか
「子育てとの両立がつらい」「自分の時間がとれない」「このままでいいのかな・・」という、辛い辛い辛い・・記事ばかりになってきたのでそのうち読むのを止めてしまったことがありました。
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