[:ja]私の曲げわっぱを使っても特におかずのレパートリーは増えません(むしろ減ります)[:]
[:ja]
便利ではないからこそ
私の曲げわっぱは自然素材だけで作っていますので
普通のお弁当箱に比べて使いにくいです。
昨日の残りの煮込みハンバーグ、
ケチャップたっぷりのナポリタン、
汁が染み込んだ揚げ浸し。
そういうのを直接詰めると一発で染みてしまいます。
便利なお弁当箱は世の中にたくさんありますので
特にこだわりがない方は、
ジップロックコンテナとか
レンジ対応でパッキンがついてるプラスチックのお弁当箱を使われると良いかと思います。
すごい極端なもの作ってるなあ・・と自分でも思うのですが
「なんで昔から使われているお弁当箱なのに、接着剤を使うのが当たり前になっているんだろう」
という素朴な疑問からスタートしているので
それ以上でも以下でもないといいますか・・
毎日このお弁当箱だけで過ごす必要もないですし、
他にもいくつか持っていて気が向いたらこちらを使ってみるとか。
週一回だけ使ってみるとか。
そんな風に適当な距離で付き合っていただければと思っています。
(もちろんこれオンリーでもいいですよ。ものすごく嬉しい!)
たとえば本。
とても好きな本は何冊もあるのですが、
かといって何百回も読んだかというと、そうでもないのです。
ただ、その本が本棚に置いてあって
たまにチラッと背表紙を眺めるだけでいい。
そういう付き合い方に似ているかもしれません。
ですので、みんなが憧れる(そう、私も)ミニマリストさんには合わないかも知れないです。
お手入れに手間はかかるし、半永久的に使えないし、コスパも良くないかもしれない。
(ああー、ネガティブな表現ばかりー)
でも自然ってこういうこと
既存のものに比べて機能が制限されたものを紹介するときは
なぜかデメリットばかり目につくのですが・・
でもいいところもあるんですよ。
良い意味で、おかず作りにあきらめ(?)がつくといいますか・・
あれもダメ、これもダメなら、いっそシンプルなおかずで、と
肩の力が抜けて、楽な気持ちになるのがとても良いところです。
おにぎり。焼き鮭。卵焼き。季節の野菜を茹でたもの。
隠し味とかひと手間とか、そういうのも要りません。ただ詰めるだけ。
それでも不思議なことに、とっても美味しい。ホッとする。
たまにそんなお昼時間を過ごしていただけたら、それで嬉しいです。[:]