[:ja]からすみ弁当の会を開いたら、みんなのレベルが高くてびっくりした[:]
[:ja]私が住んでいる徳島県では、からすみも作っているんですよ。
一度は食べてみたいけど、丸ごと買うとかなりのお値段・・
ということで料理好きの仲間と共同購入し、みんなでからすみ弁当を作って楽しもう!という会を開きました。
すごいですね。からすみ弁当っていう響き。
「弁当」じゃなくても、一品料理でオッケーですよ、というノリで自由に作ってきてもらったら、
ものすごーくレベルの高いお料理が揃ってしまいました。
からすみと卵のたまごコンビ。
まずはお料理上手の素敵な奥様、Yさん。卵on卵。この組み合わせ、さすが。
からすみの濃厚な風味と、卵、きのこのまったりとした食感がすごくマッチしてました。
こちら、Yさんのレシピ解説です。
・ゆで玉子の黄身を取り出して、癖のないオリーブオイルで伸ばしてから、刻んだザーサイを加えて、白身に戻してどんとからすみを乗せました。
・きのこをオリーブオイルで炒めて白ワインで、からすみだけで味付けしたもの。少し火を入れてとろりとキノコにまとわせる分と、あとで刻んだ分と、2回に分けました。
きのこの香りと、からすみの味、でなにか足りないと思ったのでゆずをほんの少量乗せて食べてもらうようにしました。
からすみを引き立てるためのおかず
こちらは、これまた料理上手な可愛らしい女子、Tさんのおかず。
「私はカラスミ自体あまり食べた事が無かったので、カラスミとは無関係に・・」だそうです。
1.ぐるぐる渦巻き鶏肉チャーシュー。
開いた鶏肉に鳴門わかめを敷き詰めくるくる巻いたらたこ糸で縛り一度焼きます。
油分な油をふき取り合わせ調味料で煮詰めていきます。
仕上げにすだち果汁を入れて照りがでるまで煮詰めたら出来上がり。
2.洋風おから。
ベーコンとキノコ、おからを塩で炒めたらさらに豆乳と白味噌、合わせ味噌を入れて炒め煮に!
仕上げに粉チーズと胡椒、オリーブを加えて混ぜ合わせたら出来上がり。
完成度高い!そして美味しい!おからにたっぷりからすみを乗せていただきました。おからとからすみって合いますね。
からすみに合うパンとか。
こちらはコンサルタントのMさん。この方も尋常じゃなく料理上手な男子。
まずはそのまま食べる用に、からすみをそのままスライス。
そしてなんと、みりん粕を入れて焼いたパンを持ってきてくださいました。
焼きたてほかほかパンをスライス!
みりん粕パン。
砂糖は控えめに。小野農園さんのふすま、畑商店さんのみりん粕を入れたパンです。
ウェブの「みりん粕パン」のレシピは砂糖がかなり入ってて「?」と思ったので、
ほんとに砂糖を随分減らして、みりん粕で代用させました。
これ、ほんわか自然な甘みのパンで美味しかったです。
こんな風にみんなのおかずを乗っけていただきました。
パンチのある肉はまかせろ!
こちらは自然農法でお野菜を作られているTさんのおかず。
しっかりスパイスの入ったタンドリーチキン。
やっぱ肉はテンション上がっていいですね(笑
もうからすみと関係ないけど美味しいからオッケーです!
もう一品、美味しいじゃがいもを持ってきてくださったので、シンプルにお鍋で蒸してからすみと発酵バターを乗せていただきました。
これは写真ないけどもう文字で分かりますよね。ご想像通り完璧な味でした。
からすみとミモレット食べ比べ。
最後に私のお弁当。
ミモレットっていうチーズ、「からすみのような」って表現されるじゃないですか。
なので、ミモレットと合わせて食べ比べ弁当を作ってみました。
(実は、からすみもミモレットも両方初めて食べた小市民です。)
普通のおむすびの上に、からすみとミモレットのスライスをそれぞれ乗せたもの、
カリフラワーと菜の花の茹でたの、
お肉のおかずは鶏ももの塩麹焼き。
仕上げにグラインダーでからすみをたっぷりすりおろしてできあがり!
サワークリームにからすみを混ぜたディップも作ってみました。
当たり前だけど、からすみとミモレットは比べると全然違いますね。
「まったり」というのはどちらもそうなんだけど、
からすみはきりっとした塩分と魚卵の濃厚さ。
ミモレットは乳脂肪のまったり感と発酵の匂い。
という感じです。
アイデアを持ち寄ると楽しい。
食材もシェア、アイデアもシェア。
美味しいものはみんなで協力し合うと1+1以上の体験になりますね。
次は「徳島の調味料」をテーマにできればなーと思っています![:]