ヤッホー!暮らしの往復書簡vol.15春からの少しずつの変化
これは、私が住む神山町の隣、佐那河内村に住むフードデザイナー・小林幸(こばやしゆき)さんとの公開往復書簡です。
日々の暮らしの中で思ったこと、気づいたことをお互いのブログでお手紙のように伝えていきます。
小林幸さんのサイト
小林幸さま
いままでの往復書簡は感じたことを自由に書いていましたが
今回の記事からは少し趣向を変えて、季節ごとのトピックスでいきましょう。
いよいよ春、ということで、「新しいこと」について書いてみます。
といっても以前ちらりと書いたように、
「バーン!という衝撃的なことがあって一気に変わる」のは苦手なので
パンパカパーンと新しいことを始めるのではなく、今までのことをじわじわとアップデートしていくような動き方です。
はっきりいうとすごく地味でピンポイントです。すみません。
たとえば曲げわっぱ工房で休憩するとき、
いつもは白湯、カフェオレ、阿波晩茶などをさっと淹れて飲んでたのですが
薪ストーブでチャイを作るようになりました。
茶葉の量や煮込み具合を少しずつ変えて味の変化を楽しんでいます。
「チャイを作るようになった」ってかなり小さな変化ですが、
私にとっては、仕事や作業の合間に手間をかけて飲み物を作るということはかなりハードルが高いことだったのです。
休みの日なら別ですけど、仕事の合間はさっと淹れてすぐに飲んで、
また仕事に戻りたくて。
あと、チャイだと洗い物も増えるのがネックだったり。
でも、そこにあえて手間をかけてみようと思うようになって。
「やろう!」と意気込むと、そのやる気の大きさに比例して
「でも失敗したらどうしよう・・」という恐怖も大きくなってくるので
「ちょっとやってみようかなー」という気軽な感じでゆるゆるっと始めるのが合ってるみたいです。
※ただ、人生には「やらなければいけない!!」という正念場もありますが。
ではでは。