ヤッホー!暮らしの往復書簡vol.17落ち葉をばらまいて掃き掃除。
これは、私が住む神山町の隣、佐那河内村に住むフードデザイナー・小林幸(こばやしゆき)さんとの公開往復書簡です。
日々の暮らしの中で思ったこと、気づいたことをお互いのブログでお手紙のように伝えていきます。
小林幸さんのサイト
小林幸さま
しばらくは【新しいこと】をテーマに書こうと思ってるのですが
自分にとっては新しくても、時代的には古くからある、というものもありますね。
何が言いたいかというと今日は掃除の話です。
曲げわっぱ工房は土間がかなり広くて、その掃除がちょっとだけ億劫でした。
靴を脱いで上がる板間はシュロのほうきや、たまに掃除機をかけてピカピカになるのですが
土間って靴のまま出たり入ったりするので汚れやすくて。
土ぼこりや木の粉が多いから、ほうきでサッサと履くとすごいホコリが立つんですよね。
それがちょっと困るというか、掃除してるのにホコリを舞上げてるみたいであまり気持ち良くなくて。
でもこないだ、雨に濡れた庭の落ち葉を見て、
「濡れた落ち葉をまいて、それごと掃けばいいかも!」と気づいたのでさっそくやってみました。
土ぼこりは落ち葉にくっつくから、ホウキを動かすたびのブワーという細かいホコリもあまり立たなくてとてもよかったです。
昔のお掃除テクでは、飲んだあとの茶殻を畳にまいて掃き掃除、というのもありますよね。
昔の建物には昔の掃除方法が合うんだなーと気づいた日でした。
ではでは。