麦ストローの作り方は簡単。手作りストローで麦茶を飲んでみた。
ストローは、もともとは本物の麦で作られていたと知っていつか試したいと思っていました。
そもそもストローは英語表記で「straw」。麦という意味です。でも麦の束なんて、どこで手に入れればいいんだろう・・と、パーマカルチャーに詳しい友だちに話してみたら、なんと!
どっさりおすそ分けしてくれました。わーー(感動)!お知り合いの自然農法の農家さんから分けてもらったそうです。たくさんもらったからこれ全部あげる、とのことで、30kgの米袋にどっさり入った麦わらをいただいてしまいました。
さっそく麦ストローを作ります。
手順はとっても簡単。
節の部分をハサミでカットして、
筒の外に一枚、薄い皮があるので外します。スポッと抜けて気持ちいい。
穴が空いてる。プラスチックのストローしか見たことなかったから不思議な感じ。でも以前はこれでふつうに飲んでたんですよね。
パチン、パチンとハサミを使ってどんどんできていきます。お好みの長さに切ってできあがり!
せっかくなので麦つながりで麦茶を入れて飲みました。嬉しすぎて冬なのに麦茶ばかり飲んでます。楽しい・・。
飲み心地は、ふつうのプラスチックのストローよりは細いのでちょっと強めに吸うのがコツです。あとは変わりなく飲めます。唇にちょっとだけざらっとした感触があるけど、ぜんぜん気にならない感じ。匂いもありません。
私が作っている曲げわっぱも、使ったあとは自然に還ること、を前提としています。この麦ストローもまったく同じ。自然のものでできている。使ったあとはまた自然に帰る。なんてシンプルで心地良いんだろうと思う。
脱プラスチックとか、脱化石燃料とか、大きなビジョンを語ろうと思えばできるけど、ただただシンプルに、「ナチュラルなもので実現できるならそっちの方がいい」と思っています。できることから実践していきたい。それだけです。