いつか無くなるモノを作りたい。

曲げわっぱな日々

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先日の曲げわっぱモニター様募集の記事にも書いたのですが、

私が作ったものがずっとこの世に残っていて欲しいとか、そういう気持ちはあまりないのです。

いま生きている人が生活する中のちょっとひととき、
豊かな気分になってくれればそれでいいと思っています。

(でもハート柄の曲げわっぱとかは
何十年か100年後、
どこか遠い外国の蚤の市とかに無造作に並んでいて、
ふと目にした人が、これなんだろう?と
面白がって買ってもらえたら楽しいかなと思ってる)

永遠に残る素晴らしいモノは他の人が作っている。

たくさん作ってたくさん売るモノも、世の中にたくさんある。

数年前までですが、
「一生ものの道具」という言葉にやたら反応する時期があって、私もたくさん、そういう買い物をしました。

が、もちろんそういうものがあればコスパは良いのかもしれないけど、
何かそれにずっととらわれてしまうような気がして。

身の回りにある自然のもので作られたもの。

それがしばし手元にあって、役目を終えたらまた自然に戻っていく。

手作りの杉の木べら。カレーを作ったあとに焚き火で燃やした。

そういう軽やかな関係を持てるものを作りたいと・・、
まだモノづくりを始める前から、ずっとそう思っていました。

もちろん大事に使ってもらえるのはすごく嬉しい。

でも本当に作りたいものはモノではなくて、

この曲げわっぱを使ってくれた人がこれに詰めたお弁当を食べるひとときの時間。

一緒にワークショップでものづくりをするときの楽しい時間。

木の道具を焚き火にくべてお茶を入れる時間。

木の香りと手触りを感じる感覚。

そういう「時間」を作りたいと、改めて思っています。

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