おかずの取り箸いろいろ。竹、梅、杉。
ふつうの菜箸でもいいけれど、素材を変えてお料理に添えるととても雰囲気が出ます。 お箸のコーディネート、オススメです。
竹の取り箸
市原平兵衞商店の京風もりつけ箸
こちらは京都の市原平兵衞商店で買ったものです。
さすが、名品だけあって素晴らしい使い心地。
細かいおかずもしっかりつかめて、狙った位置にピタリとおかずがおさまる。快感。
料理写真のお仕事で食材のスタイリングをするときも、必ずこれを使います。
地元の竹で手作りしたもの
こちらは手作り。
地元の山に生えてる竹です。たしか孟宗竹だった気がします。
山仕事を教えてもらっているおじさんが、ナタでさっさっさと作ってくれました。
おじさんはその場での使い捨てのつもりだったみたいだけど、とても素敵な仕上がりだったので「もらって帰っていいですか?」と、頂いてきました。
使いやすいようにさらに自分で削ってます。
レッスンのときに並べておくと、「これすてきですね!」と、よく生徒様に褒めていただけるお箸です。
梅の取り箸
徳島のお店で買ったもの
梅の枝を削って作ったお箸です。ボコボコとした表面が味があります。
こちらは徳島市内の家具屋さんテーブル工房kikiさんで買いました。
さすがの美しい仕上がりでお気に入りです。
写真を撮るときに一番絵になる気がする。
地元の梅の枝で作ったもの
こちらは地元の梅の木を使って、自分で作りました。
バランスを見ながら箸の先を少しずつ削っていくのがポイントです。
これからの曲げわっぱ講座の生徒様にプレゼントしようと思っています。
細くてスタイリッシュに見えますね。
杉のお箸
お隣の町、木頭の杉で作られている「五稜箸」というお箸です。
普段の食事やお弁当で使ってもいいのですが、とても美しい仕上がりなので
これも取り箸として使うことが多いです。
お箸にも気を配って。
丁寧に作った料理を盛り付けるのは、お箸。
そんなところにも気を配っていけたらなと思っています。