誰かと出会うことで位置を知る、またそれぞれの道を進む
神山に来て最初にかかわった仕事「神山町役場サイト」(2014)の話を書いた。地域をよさ「そう」に見せるより、等身大で分かち合う方がいいと思う。「曲げわっぱ」づくりの近藤奈央さんは本当にすごいな。〝始めれば始まる〟を地でいっている。 https://t.co/aTniht2Zuq
— 西村 佳哲 (@lwnish) October 11, 2021
働き方研究家の西村佳哲さんは同じ町にお住まいなのでたまにお会いします。ものすごく素敵な人。
自分で自分のことを振り返ることはたまにあるけれど
「もっと早くこうしていれば・・」と辛口にしか思えないし
自分のやりたいことを形にするというのは
一人で行き先を決めて地図を描いて勝手に進んでいってるようなもので、
「この道は合っているのか?崖なのでは?」と疑心暗鬼になるときもある。
それでもようやく進んできたここまでの地点を
他の人に振り返って言葉にしてもらえると
「間違ってなかったんだな」とホッとする感じがあります。
山の中で道標を見つけた感じというか。
それは信頼できる人であったり、
お客様の声であったり、
家族の意見だったり。
私だけじゃなく一人ひとりが旅人で、どこかを目指そうとしている。
一人だけだとただの点で、位置も定まらないけれど
もう一つの誰か(点)がいると、そこに線ができる。
座標ができる。x軸とy軸みたいに。
たくさんの点で星座が、
たくさんの線で織物のように絵ができる。
それぞれの道は合流したり、ときに別れたりするけれど、
進む限りはきっとまた会えるんだろうな。
noteの確認をお願いした近藤さんから届いた返信に、「自転車って漕いでるかぎりはコケないんですよね」とあった。漕いでゆこう。
— 西村 佳哲 (@lwnish) October 12, 2021