[:ja]7年前と同じお弁当を作り、同じカメラで撮って比べてみた[:]
[:ja]このブログに一番最初にアップしたお弁当は、
2009年1月27日。
それ以来、コツコツとお弁当の写真を撮り続けてきました。
そして2016年1月27日の今日で7年経ちます。
7年前と同じおかずのお弁当を作ってみました。
条件は全く同じです。
・カメラは当時使っていたものと同じ。
2006年に2万円くらいで買ったCASIOのEXILIM。コンパクトデジカメです。
旅行の途中で落としたりしてぼろぼろ。
・曲げわっぱも同じもの
私が小学生の頃に母が買ってくれて、それから20年使っているものです。
・おかずの献立も同じ
まずは2007年のお弁当をご覧ください。
鶏の塩焼き、ゆで卵、ブロッコリー、芽キャベツ、にんじん。
ご飯の上に塩昆布。
写真の質やおかずの詰め方などいろいろ言いたいことはありますが、
当時はこれでも「美味しそうにできたー!」とウキウキしながら撮ってたんですよ。
さて、これと同じお弁当を同じカメラで撮ってみました。
補正処理はしていません。撮りっぱなしのデータです。
(ブログ用に400KB程度にサイズ縮小のみしています)
繰り返しますが、最初の写真と同じカメラです。
お弁当箱とおかずも同じ。
撮り方次第でかなり変わるでしょ。
さらに、同じお弁当を一眼レフボディと単焦点レンズで撮り、
lightroomとphotoshopで仕上げた写真が下の2枚です。
ま、これはここまでなって当たり前ですね。
まとめるとこうなります。
1枚目と2枚目の違いがものすごいですね。
我ながら「コツコツやってきてよかった・・」と実感します。
なんだか自画自賛みたいですが、そうじゃないんです。
プロになった今でも、撮りたいイメージの半分も撮れない。本当に満足することはありません。
でも細かい技術はいろいろあるものの、お料理も写真も「もっと上手になりたい!」という気持ち次第だなあと思います。
この記事で何が言いたかったと申しますと、たまにこんな風に言われるんですよ。
「奈央さんはセンスがあるから・・」
「ご実家が写真館だから当たり前でしょ」
って。
そうじゃありません!
もともとセンスがあるなら7年前の写真はなんなんでしょうか。
というわけで人間はやる気と継続で伸びるのであります。
繰り返します。
何かを上達するのに才能は要りません。あきらめずに続けることが一番大事です。
今日は7年前に思いを馳せながら、しみじみお弁当をいただきたいと思います。
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