[:ja]お料理写真を上手に撮るには、小さなことの積み重ね。[:]
[:ja]徳島県吉野川市のお料理・お菓子教室Y&Yクッキングさまとコラボで、
お料理のフォトレッスンを開催しました。
ちなみに前回はお菓子がテーマの回でした。レッスンの様子はこちらをご覧ください。
2回目の今日は、ミニ懐石のコースでお料理写真のレッスンです。
まずは先付け三種。
小さな器のお料理はアップで写すより、小ささをそのまま表現した方が可愛らしくなります。
お料理を引き立たせる盛りつけ方もご紹介しました。
ほんの少しのコツですが、あるとないではぐっと写真が変わることが伝わったかな・・と思います。
こちらは鶏肉の味噌山椒焼きを写している様子。
事前に生徒の皆さんに「前回使ったテキストを使うので持って来てくださいね」とご連絡したのですが、全く使いませんでした。。すみません。
テキストを読むとどうしても流れが止まってしまうので、今回はどんどん撮って身体で覚える編です!
緑と朱のコントラストを表現。こういう色使いは和食ならではですね。
海老筍しんじょうのあんかけ、空豆ご飯、ちりめん山椒。
撮影とお食事が終わった後は、手作りの栗羊羹で一服・・のはずが、器がとっても素敵だったので撮影続行(笑
リンゴ型の器を、下のお皿にかぶせて使うんですよ。可愛い〜。
撮影のあとは、お茶とお菓子を頂きながらお一人ずつ写真のレビューをさせていただきました。
それではみなさまの作品をご紹介致します。
Tさま
スマホで真上からのアングルです。このシンプルな配置が素晴らしいです。
素材を生かした日本料理の美しさは、こういった引き算の画作りが映えますね。
上と右に少し写ったお盆が、写真の外側の広がりを想像させてくれてとても良い演出です。
Kさま
スマホでの撮影です。
上と同じお料理ですが、アングルで全く印象が異なりますね。
すっと右上に伸びた葉もののラインがシャープで、スタイリッシュに表現できています!
要素を一直線に配置するテクニックは他のお料理にも応用できますので、ぜひいろんなものを撮ってみてくださいね。
Iさま
こちらもスマホでの撮影です。
スマホの得意なアングルは真上からのショット。3品がシンプルに、そしてバランスよく配置されていてとても綺麗です。
できるだけシンプルな要素にまとめると、見る人も視線を集中できますね。
まずはこういったアングルでたくさん撮って慣れてみてください。
Yさま
特徴のあるものを表現するには、同じものを2セット用意して前と奥に配置すると分かりやすいです。
元の画像は左側に他の器が入っていたので、大胆にトリミングさせて頂きました。
光をきちんと意識して、器も栗羊羹も素敵に撮れています!画面奥の緑色がいい彩りになっていますね。
Yさま
水面の反射の表現が素晴らしいです。画面の構成もシンプルで見やすいです。
レッスンのときにもお話ししましたが、ちょうどいい反射具合を見つけるために
器の位置を変えたり、自分があちこち動いたりして、ベストなポジションを探してみてください。
以上、2回にわたってお料理写真のレッスンの様子をお伝えしました。
どの生徒さまも熱心に聞いてくださってとても感謝しております。何か一つでもこれからの写真に役立てて頂ければ嬉しいです。
Y&Yクッキングさま、このたびは素敵な会にお呼び頂きどうもありがとうございました!
個人的にも写真のレッスンは定期的にやりたいな・・と思っています。
また、お店やグループでのレッスン、プライベートレッスンも承ります。
写真の撮り方で人生は変わります。どうぞお気軽にお声がけください。