[:ja]半年間の写真教室は、シナモンロールとオレオではじまり。[:]
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「美味しい」を伝える!料理写真教室。
カルチャーセンター徳島さまで、10月から料理写真教室を開講しています。
この講座では、風景や人物写真のコツにはほとんど触れません。
食べ物をいかに美味しそうに撮るか?
これだけをとことんお話しします。
シナモンロールとオレオ。
写真で何かを伝えたいなら、伝えたいポイントをしっかり意識すること。
大事なので何回でも言います。
構図やカメラの設定などのテクニックはその後です。
初回だった10/14は、こういった心構えを重点的にお話ししました。
・・ということで、今日の教材は、沢ぱんさんのシナモンロールとオレオクッキーです!
写真を練習するときの食材は、パンや焼き菓子などがおすすめです。
華やかなショートケーキは一見派手で写真映えするんですが、生クリームやゼリーは撮っているうちに室温で味が落ちてしまうんですよね。
「早く撮ってケーキ食べたい・・」とそわそわしながら撮っても落ち着きません。
あ、でも矛盾する事を言うようですが、自分が本当に撮りたいものがあるならそれをひたすら撮ってください。
今回とても感動したのは、「私はこれを撮りたいんです!!」とご自分で焼かれた大きなパンを持ってこられた生徒さん。
それも天然酵母で気泡にまでこだわった本気のパン。
「このクープの立ち上がりを撮りたい・・」とつぶやきながら一生懸命撮影されていて、
まあここまで撮りたいものが決まっていれば勝手に上達します。
機械の事はよく分からない、と仰っていたので、その知識をフォローできればいいかな。
他の生徒さんもセンスのある方ばかりなので、結構プレッシャーです(笑
もっとこうすればよかった・・
・・とまあ「伝えるメッセージはシンプルに!」と冒頭にえらそうに言いましたが、
人に分かりやすく話すのはとても難しい。
「写真は分かりやすく、シンプルなメッセージを込めましょう!」と繰り返し説明した一方、
今回の講座の情報量としては「伝わる写真には光が大事、構図も大事、露出補正は・・」と最終的にいろいろ言い過ぎて逆に分かりにくかったのではないかと・・。
説明・デモンストレーション・実習・まとめを1時間半で完結するためにもっと工夫が必要だと思いました。
(個人的には撮影後のおやつタイムは毎回取りたい。みんなホッとして率直な質問が聞けるので。)
生徒のみなさんが少しでも楽しく、そして写真が上達するようにレッスンの流れを改善していきたいです。
せめてもの救いは、生徒の皆様がとても優しく、私の拙い話しを熱心に聞いてくださったこと。
次回も張り切って行いますので、お会いできるのを楽しみにしています!
写真も講師も、もっと上手になりたいものです。しっかり反省したらまた次、がんばろう。
(先生、と呼ばれるたびに慣れなくてびくっとしてしまう。)
お問い合わせはお気軽に・・
この講座は毎月第二・四水曜日、午後1時半から3時まで。
2016年の3月まで続きます。
「体験できますか?」「途中から参加したいです」というメッセージを多数頂いております。
お問い合わせはこちらのカルチャーセンター徳島さまにお願いいたします。