[:ja]竹でバウムクーヘンを焼いて曲げわっぱのお皿に乗せて食べる会をしました[:en]あ[:]

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[:ja]

年輪つながり。

竹でバームクーヘンを作りたいとずっと思っていて、
念願叶って昨年に初挑戦。

[nlink url=”https://magewappa-bento.com/how-to-make-baumkuchen-with-bamboo”]

そのときに思ったのは、

「次は、自分で作った曲げわっぱに、バームクーヘンを乗せて食べたいなあ」ということ。

しかし、去年の今ごろは
曲げわっぱを作るのに試行錯誤していて全く先が見えませんでした。
いつかできたらいいなあ・・と思うだけで。

ちょうど1年前くらい。割れまくって落ち込んでいた。

でも今年は、きちんと形にできるようになりました。

モニター様用にせっせと作っているところ。

でも、せっかくだから普通に作るのではつまらない。
年輪を活かした形はどうかな?

ということで、こんなのを作ってみました。


年輪が出るようにスライスした板を使いました。
このように板を切った場合、必ず中心から亀裂が入ってしまいます。

他の木で継ぐとか、埋める方法はなくもないのですが、今回はそのまま活かす形にしました。
(これでも全然アリです!可愛い!と参加者の方に言ってもらえました^^)

側面は太めの糸で縫って、ちょっと洋風のイメージに。

竹を切るところから

今回は地元・徳島県神山町の里山で
森づくりの活動をしている「山学校」の企画として開催させていただきました。

イベントの詳しい内容はこちら
https://www.in-kamiyama.jp/events/34916/

真ん中でお話ししているのが、主催の橋本泰子さんです。(いつもありがとう!)

注意点などの説明のあとは、山に竹を切りに行きます。

ざっざっざっ

地元の山の先生が、竹の種類について教えてくれてます

竹用ののこぎりで、ゴリゴリ。

竹が切れたら、みんなで持って山を下ります。

焚き火を起こして、さっそく焼く準備をしましょう。

↓ここがポイント!
焼く前に、濡れ布巾で汚れを落とし、
焚き火でしっかり竹を空焼きします。

こうすることで竹から油が出て、アルミホイルなどを巻かなくても
焼き上がりにするっと外れるようになります。
もしお持ちなら、バーナーを使ってもOKです。
(今回も焚き火であぶったあとに、バーナーで念入りに熱を加えました)

バームクーヘンの生地のレシピはこちらです。

■材料(10人分くらい)

薄力粉200g
白砂糖400g
コーンスターチ200g
卵M玉12個
バター300g

1.卵と砂糖を良く混ぜる。
2.薄力粉とコーンスターチを合わせてふるい、1に加える。
3.バターを溶かし、2に加えて良く混ぜる。

■コツ
卵は室温に戻しておく。
粉は合わせてふるっておく。
粉がダマになるけど、ひたすら混ぜていると滑らかになってくる。
余裕があればバニラエッセンスを入れよう。
持って帰るときにタッパーやまな板がベトベトになるので、
全部まとめて入れられるゴミ袋を用意しておくと便利。
焚き火は強火。焼き色がついてから次の生地をかけると、切ったときにはっきりと年輪状になる。
だけど、食感は多少パサつくので、お好みで。
カットするときは長い包丁でスパッと切ること。→断面に段ができなくて綺麗。

こちら↓のページに掲載されていたレシピの2倍で作りました。
しっとりふんわり、すごく美味しいのでオススメです。

河原でバウムクーヘン作り|デイリーポータルZ

あとは地道に焼きます

くるくる、くるくる。

生地をかけてはくるくる、焼き色がついたらまた生地をかけてくるくる。

2時間弱で用意した生地を使い切りました。

焼き上がり!

曲げわっぱのお皿に乗せてみます。

年輪&年輪。

自分で作った曲げわっぱに乗せて食べる、
竹で焼いたバームクーヘン。

ひときわ美味しく感じました。毎年の恒例にしたいなあ。早くも次の会が楽しみです。
ご一緒させていただいた皆さん、どうもありがとうございました!

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