2014年のおせち弁当は、地域の味を取り入れて。

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2014年のおせち弁当、そしておせち料理の品をご紹介しますね。

その前に、なぜ「おせち弁当」を作ってるの?というご説明から。

2010年と2011年、曲げわっぱにお正月にちなんだ品を詰めてみたら、とても楽しかったのです。

2010年は卯年だったからうさぎのお菓子

2011年はおせちのお料理と豆おこわ

(2012年はかなりの多忙のためお休みでした)

見慣れた曲げわっぱにちょっとよそゆきの品が入ると、こんなに雰囲気が変わるんだ!と、とても新鮮に思ったので、これから毎年続けてみようと思った次第です。

ご紹介するのは自宅のおせちの写真です。今年は5人分だったので、一の重の品は重箱に、二の重と三の重の品は大皿に盛りました。

一の重はこんな感じ。

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画面右上から時計回りに、

・黒豆

・たたきごぼう

・かまぼこ

・かずのこ

・金柑の甘煮

・ナッツ入り田作り

栗きんとんは緩めに仕上げたので、足のついた器に盛り付けました。

黒豆、かまぼこ、数の子は既製品です。今年こそ黒豆を煮てみようと思ったりするのですが、コンロを一口占領されるのがちょっとね…。いつか挑戦します。

金柑の甘煮と田作りは家族に好評でした。これは二つともお料理教室で教えて頂いたレシピです。
喜んで食べてくれたので、来年も作ろうと思います。
自分のレシピだけじゃなくて、新しい味も取り入れていかないとですね。

栗きんとんは美味しい芋に当たったので理想の味になりました!
使ったのは神山町の道の駅で買ったさつまいもです。
皮が紅い色ではなく、じゃがいもみたいな色をしたお芋なんです。
長く煮てもぐずぐずにならないので、味をじっくり含ませたい料理にぴったり。
それなのにとってもなめらかに潰れてくれます。おすすめなので見かけたら買ってみてくださいね。地元の人は「しろいも」と呼んでます。

二の重、三の重の品は大皿に盛りました。

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画像奥から、

・柚子釜に紅白なます

・神山鶏の柚香焼き

・お煮しめ(大根、れんこん、高野豆腐、金時人参、干し椎茸)

・海老の甘煮

・鶏の松風焼き

少し地域色を取り入れてみました。

柚子は無農薬の自家製です。たくさん採れるので柚子釜に、なますは酢を使わず柚子果汁だけ(あとは少しの砂糖)で作りました。私が住んでいる神山町の特産物でもあるんですよ。
皮に少し傷があるのも自然の証ということで…。

神山鶏もこの町が誇る美味しい食材です。しっかりと鶏の味わいがして、ぷりぷりと弾力のある肉質。煮ても焼いてもジューシーで美味なのです。

柚香焼きは柚子果汁と醤油、みりん、日本酒それぞれ大さじ1を合わせたものに半日漬け込んでからフライパンで照り焼きにしました。
最後に柚子の皮の千切りを飾って。ふんわりといい香りがします。

お煮しめはいつもの年より薄味にしました。
他の料理の味はどうしても濃くなってしまうので、バランスをとってみました。
柔らかく煮たのでぱくぱく食べられます。

おせちも郷土色でアレンジしてみよう

おせち料理をせっかく手作りするなら、地元の食材をたくさん使ってみればいいのでは?という発想の今年のおせち。
さすがに全ての食材は無理ですが、ほとんどの野菜と鶏肉は地元産で調達できました。
その中からどんな料理が作れるかな?と工夫するのは楽しいですよ。
アレンジ次第で、その年にしかできないおせちができあがりますし、うちの町にはどんな食材があるんだろう?と調べてみるきっかけにもなります。
郷土色を入れたオリジナルおせち料理、来年からいかがでしょうか。

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