[:ja]写真を撮るときはもう一歩前へ![:]
[:ja]
お菓子をアップで撮る練習。
カルチャーセンター徳島での料理写真教室、おかげさまで楽しく回を重ねています。
前回と今回のテーマは、「お菓子をアップで撮る」。
ピントが合うぎりぎりの所まで寄って撮る練習をして頂きました。
離れたアングルでなんとなく撮るままだと、自分が何を伝えたいのかぼやけてしまうんですよね。
伝えたいところをはっきりさせるために、撮りたいものにとことん寄ります。
この写真はちょっと引き気味ですけど。お菓子全体をおさめるならこれくらいですね。
これより引くと小さすぎ。
その画面の中でさらにフォーカスしたいところに、文字通り焦点を合わせる。
ふわふわを伝えたいのなら「ふわふわ」のところに。つやつやなら「つやつや」のところに。
寄ることに慣れたら、あとは余白を見ながら徐々に遠ざかります。
そうすると伝えたいことがぶれません。
このパンは生徒さん手作り。
「クープを伝えたいんです!」ということだったので、真ん中のパンのクープが一番伝わるようにレイアウトしてみました。
一通りレッスンが終わった後は、お菓子をつまみながら紅茶の時間。
カセットコンロであつあつの紅茶を入れまして、質問と講評タイム。
ちなみにこちらは私の写真。
「ドーナツを美味しそうに撮る」を宿題としてみなさんに出したので、自分でも撮ってみました。
ドーナツ食べたい!と感じてもらうために、「自分ならどんなときに食べたいんだろう?」ということをまず考えてみました。
私の場合は、夜に作業しているときになぜか無性に食べたくなります。
食べたくなりません?夜中に強烈に甘いもの。
ということで、これは気持ちが高まったところで夜に実際に撮りました。
深夜
静かな空間で仕事しながら
熱いコーヒーと一緒に
甘ーいドーナツをパクリ。
というシチュエーション。
どうでしょうか?食べたくなりました?
ちなみに次回は大きなケーキを用意して、「ホールケーキの定番の撮り方」です。
クリスマスの予行演習にどうぞ![:]