海水から塩が現れるところは魔法のようだった。かいふそるとの塩作りシリーズその2

曲げわっぱな日々

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海水を平釜で焚いて結晶化させてつくるお塩の製造工程。

そう聞くと、どんな設備を思い浮かべますか。

見上げるほどの大きな釜、ぼうぼう燃える火?なんやかや積んであるいろんな道具?

料理研究家の山口さきさんと一緒に、徳島県海陽町かいふ・そるとさんの工房を見学させていただきました。

雑誌の「日本の厳選調味料」企画などでよく取り上げられる、知る人ぞ知るこだわりお塩です。

工房でまず目に入ったのは、お湯の上でキラキラ光る粒。これ、塩の結晶ですって。

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もうこの時点で「うわーーー」と言葉を失いました。(取材なので気を取り直して職人さんとお話もしたけど)

ゆらゆらキラキラ。自然から浮き上がってくる光の結晶。なんて美しいんでしょう。

海水を飽和食塩水になるまで煮詰めると、やがて塩があらわれてくる。

端的に言うとそれだけなんだけど、目の前でみるとなにか神聖なものを見た気持ちになります。

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大きめのお風呂くらいの釜の中に濃い海水がぼこぼこ煮立っていて、キラキラ光る塩の結晶が浮いている。それを黙々とすくって水を切りざるへ上げる。それだけ。

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正直すぎる感想でアレかもしれないですが、「あー」と思いました。「シンプルだな」と。

しかしこのシンプルがどれだけ価値のあることでしょうか。

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すくいたて熱々の塩を舐めたら、体にすっと入ったあとにほんのり塩の風味がやってくる、海や自然と直接つながったような不思議な感覚でした。

ちなみにこの海水は、国定公園になっている海岸から汲んでいるのだそう。

工場も建物もない、人の手の加わっていない綺麗な海の水です。

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そこから生まれた結晶。

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「塩は料理に勝ってはいけない。うちの塩はほんのり甘みがあって素材を引き立てるんです」
社長の左津前さんが教えてくださいました。

冒頭のお弁当、おにぎりや野菜、ゆで卵にお塩を使いましたが、たしかにそうでした。
しょっぱくないのに素材の輪郭が立つかんじ。

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新鮮なトマトやきゅうり、ぴかぴかの新米おにぎり、お肉のソテー。
とっておきの食材をシンプルに味わう料理にぴったりだと思います。
野崎洋光さんや片岡護さんという有名料理人が愛用しているというのも納得。

「素材の味を引き立てる」ってよく聞くけど、こういうことなのね!という体験ができると思います。

お塩は下記のネットショップでも買えますよ。

かいふ・そると
http://www.kaifusalt.com/

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