[:ja]【神山曲げわっぱプロジェクトその13】こんな風に曲げてます!オリジナルの曲げわっぱ作り、作業風景のご紹介です[:]

LINEで送る
Pocket

[:ja]

地元の杉を使ってのオリジナル曲げわっぱ作り、
おかげさまで着実に進んでいます。

いつの間にか叶いつつある

・・文章ではなんだか冷静に感じるかもしれませんが、私は、ものすごーく、興奮しています!
なんたって「地元の杉で曲げわっぱを作りたい」って、最初はただの妄想だったのに、いまやこうやって形になりつつあるんですから!

いやー言ってみるものですね。「こんなの無理かも」なんて思わずに、やりたいことを口に出してみて良かったです。

すみません、つい熱くなってしまいましたが今日は板を茹でて、曲げる工程をちらりとお見せしたいと思います。

道具もぜんぶ揃いました

こちらは特注して作ってもらったステンレスの釜!
ばばーん。

そしてプロパンガスとゴトクもセッティング完了。

わー火が出たー!素敵ーー!!
(以下、テンション上がって変な文章ですがお付き合いください)

ちなみにゴトクの左右で高さを出している丸い石は、家にあった古い石臼です。高さがちょうどよかったもので・・。

もっとついでに言うと、このゴトクは家庭用の2口ガスコンロでもよかったのですが、わざわざ業務用のゴトクを注文しました。

なぜって、こっちの方がカッコイイから!道具がカッコイイとますます気分が上がりますよね〜。業務用という言葉に弱い私です。

さて、このカッコイイ設備でお湯を沸騰させて板を茹でますよ。

湯気がホカホカ。お風呂みたい。

熱いうちに曲げるのがコツ。

茹でたてホカホカの板を、コロという道具で丸く曲げます!
このコロも、頑張って自作したんですよ。ちなみに布の部分は着物の帯です。適度に厚みがあるし、ぐっと引っ張ってもしっかりしてるからちょうどいいんですよね。

これねー、写真で見ると簡単そうに見えますけど
たまに「パキッ」と途中で割れたりするんです。

これから少しずつ、「なぜ割れるのか」を分析・検証して
曲げる作業の成功率を高くしたいと思ってます。

たとえばパン屋さんだって、すごく美味しいけど失敗しやすいパンのレシピなんて使わないですよね。
仕事できちんと回していくために、数を安定させるのは大事です。

ちなみに、作業しているのは木工担当の和ちゃんです。
私は横で写真撮ったり、掃除したり、素敵なシーンをインスタのストーリーにアップしたり、記録係兼雑用担当。

曲げた板を固定しているところ。

こういう木工の作業、私は知識も技術も無いので
和ちゃんと出会って本当にラッキーでした。

私は、地元の杉で曲げわっぱが作りたい。写真や文章で発信するのが得意。

和ちゃんは、木工の知識と技術がある。モノづくりが得意。そして曲げわっぱが好き!

お互いの得意なところがフィットするパートナーがこんな身近で出会えたなんて、ほんとうに神様の巡り合わせとしか思えません。

和ちゃんとの話は、また改めてご紹介しますね。

↓こんな感じで、着々と曲げた板ができあがってます!
ああ、この光景を見るだけでじーんとする・・。大げさでなく、涙が出てきそうです。

でも、完成までクリアすることはまだまだたくさん。
引き続き頑張っていきます!またブログで報告しますねー!

次の記事はこちら!→
【神山曲げわっぱプロジェクトその14】いつかやらなきゃいけないことは少しずつでも手をつけておく[:]

はじめての曲げわっぱ弁当 メール講座