【神山曲げわっぱプロジェクトその4】伝統とハイテクの融合で、新しい曲げわっぱを生み出したい。

曲げわっぱな日々

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ものづくりには道具が大事。

一定の品質を保つため、そして作業時間を短縮するためには、
きちんとした道具が必要です。

どんな仕事でもとっても大事。

曲げわっぱでいうと、板を丸く曲げる型とか、曲げを均等に固定する道具とかです。

先日の杉の板を曲げる試作の時に気付いたのは、やっぱり専用の道具が必要だなということ。

この曲げを止めたクリップは、写真撮影の機材を留めるクリップ(実家の写真スタジオから拝借しました。お父さんごめんなさい。)と、ステンレスの洗濯バサミだったりします。

よく見ると板の中央が膨らんでいる。これではいけません。

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「でも、道具から手作りってすっごく大変じゃない・・?」と、

曲げの作業を担当してくれた木工作家のKちゃんと困っていたところに、救いの手が降りてきました。

アナログとデジタルの出会い。

3DのCADを作れるモデラーさんがこの町に住んでおりまして、

「曲げわっぱ作り興味あります!協力しますよー!」とのこと。

わわ、ありがたい!
さっそく仕事場を見学させていただきました。

下の写真は、3Dプリンターでフリスビーを出力しているところ。素材は樹脂だそうです。

固まった樹脂の状態でプリンターにセットしておき、熱で溶かしながらデータの通りに絞り出し、冷えたら形が固定。

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徐々にフリスビーの形ができていきます。

「設計図をモデリングすれば、あとは3Dプリンターで出力するだけなんですよ」と、3DモデラーのTさん(ちなみにワイルド系のイケメン)。

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フリスビーの形が出力できたら、余分なところを削ってできあがり。

ということは、これを活用して欲しい型や道具が簡単に作れるってこと。しかも低コスト!夢のよう。。

なので珍しい形の曲げわっぱやお皿もできちゃうかもってことです。

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世の中には便利な機械があるもんだ。

スペシャリストの仲間が集まってきて、曲げわっぱ開発はいよいよ凄いことになりつつあります。

最先端の技術で昔ながらの道具を作るって最高にクールじゃない?

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3Dプリンターが置いてあるオフィスには薪ストーブが。

あたらしいものづくりを実現させます

どのみち「この道何十年の職人の技術」では他の産地にはかなわないんです。

この町でしかできないやり方で、ここでしかできない曲げわっぱができるはずと思ってる。

曲げわっぱの技術はないけど、関わってくれる人はみんな別の道のスペシャリスト。
全部の力を合わせたらきっとすっごく面白いものができると信じています。

なぜここまで先端技術に期待しているかっていうと、実は現状の曲げわっぱの製作方法で一つ残念に思っていることがあって。

それを解消したいんです。

もしうまくいけば、100%自然の成分だけでできた曲げわっぱが作れちゃう。

そうしたら、みんなが今までよりもっと安心して曲げわっぱを使えるはずなんです。

この続きはまた今度しますね。

次のストーリーはこちら!
【神山曲げわっぱプロジェクトその5】山桜の皮をむいてみよう

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