[:ja]【神山曲げわっぱプロジェクトその3】とりあえず杉の板を曲げてみようの巻[:]
[:ja]あれよあれよいう間に始まった「神山町の杉で曲げわっぱを作る」プロジェクト。
開始までのストーリーはこちら。
→【神山曲げわっぱプロジェクトその1】ついに始動!自分の町、神山町の杉で曲げわっぱを開発することになりました
→【神山曲げわっぱプロジェクトその2】好きって言い続けたら、いろんなものが集まってくる。
杉の板が手に入ったので、次はいよいよ【板を曲げてみよう】の巻です!
今日のミッションは【曲げること】
“曲げわっぱ”の言葉たらしめている”曲げ”に挑戦です。
といっても手順は見よう見まね。
参考にしたのは、ネットや雑誌で見た曲げわっぱ作りの概略、
そして私が秋田や高知で曲げわっぱ体験をしたときに職人さんから聞いた情報のみ。
あとは「たぶんこんな感じかな〜」で進めていきます。まずは挑戦してみるのが大事ってことで!
作業したのは、友人で木工作家のKちゃんと、私の主人です。
木を水に浸ける
板は前日から水に浸けておきました。
炊き出し用の大きな鍋をお借りしまして、水を張って板を入れ、コンロで沸かします。
蓋をして加熱し、沸騰したら30分そのまま茹でます。
熱いうちに曲げる
30分経ったら板を取り出します。
お、なんか柔らかくなってる!
以前頂いた曲げわっぱ作りの道具を活用して、丸い型をつけていきます。
ぐるーんと。おー、曲がってる曲がってる!
ここでKちゃんの指摘。
「板が熱でどんどん乾くから、熱いうちにさっさと曲げた方がいいね」
なるほど。木に水分があるうちに作業しないといけないのね。
何回かチャレンジすると、ほら、こんなに曲がる!
「よし!じゃあ固定しよー!」
「らじゃー!」
今回の板は6mmの厚さだったので、大人3人がかりで作業。
ぜいぜい。なんとか丸い形になりました。
あとは数日間陰干しにしてしっかり乾かします。
初めて曲げた杉の板、どんな風に仕上がるのかな。
ちなみにこちらは板を茹でた後のお湯。まっ茶色に染まってびっくり!
板を曲げるのに使った道具も、ひょんなことからいただいたものです。
なんでも、福島の伝説の曲げわっぱ職人さんの道具だとか・・
次のストーリーはこちら!
→【神山曲げわっぱプロジェクトその4】伝統とハイテクの融合で、新しい曲げわっぱを生み出したい。
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